iTestは自社製品の開発にも力を入れています。
新サービスへの取組みや、生物に関係するLED制御やシステムの研究開発を行っています。
IV&V
海外では、欧州などを中心として機能安全の標準化の検討が進むなか、国内においてもIV&Vの推進が検討されています。経済産業省(METI)による検証の高度化をテーマとした「組込みシステム基盤開発事業」が立ち上げられ、情報処理推進機構ソフトウェア・エンジニアリング・センター(IPA/SEC)では第三者検証検討部会が発足しています。
iTestは独立検証機関の一つとして産学官連携による高度検証ツールの開発とIV&Vの推進に積極的に取り組んでおります。IV&Vの手法を活かして、開発工程や組込まれているソフトウェアだけでなく製品全体を独立した立場で検証します。
- 製品が意図した通りに正しく振る舞うこと
- 製品が意図しない振る舞いをしないこと
- 製品が不測の事態において、期待どおりに振る舞うこと
以上の観点で行います。
ソフトウェア開発におけるVerification&Validation活動
独立した検証組織
IV&V活動の実施体制
モデル検査を用いた検証サービス
お客様のご要望に応じて数理的技法に基づき自動検査を実施します。
従来お使いの要求仕様や設計仕様、ソースコード、ヒアリングなどをもとに記述変換および抽象化をし、検査ができる適切なモデルを作成します。
品質向上と不具合解析の両方からの検証が可能なため、不具合の発見と原因解析を同時に完了できます。
原因不明の不具合の解析、仕様書・設計書の検証、ソースコードの検証などにお役立て下さい。
モデル検査の流れ
形式手法導入の試み
組込みソフトウェアの不具合原因の多くは仕様や設計におけるあいまい性や矛盾に起因しています。形式手法の導入により開発の初期段階から一貫して誤りの混入を防ぎやすくなり、ソフトウェア品質の向上が期待できます。この形式手法の実際の現場での導入を模索しております。
課題-仕様-設計の関係
ツール
国の情報政策にもあるように組込みシステムの信頼性・安全性を向上させ、標準化などを推進することが、経済社会全体の安全・安心の確保並びに国際競争力を強化することに繋がります。
しかし、ソフトウェアが複雑化・大規模化してきている中、組込みシステムの信頼性と安全性を担保するための検証作業は膨大なものとなっております。
そこでiTestは今まで培った経験を活かし産学官の機関と連携して、検証の高度化、効率化をめざしユーザー視点を含んだ高度検証ツールの研究開発を進めております。